豆知識
相続税はいつからかかるの？
相続税はいつからかかるの？
相続は人の死亡によって開始するから、誰かが亡くなると同時に自動的に相続が開始し、相続税が計算されるよ。
死亡を知ったのが1週間後だとどうなるかな？
相続人が死亡を知っていたかどうかは問われないから、やはり被相続人が現実に死亡した瞬間から相続税がかかることになるよ。
プラスの財産、マイナスの財産
相続とは、亡くなった人が所有していた全ての財産を受け継ぐということです。財産には、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産である借金等も含まれています。
相続対策の難しいところは、誰が先に亡くなるか正確には予測できないところです。高齢者が多い沖縄県においては、高齢の祖父母が数年後に亡くなることを想定して対策をするのが普通です。しかし、働き盛りの夫が亡くなることは、あまり想定されていません。
特に、事業を展開している夫の相続が発生すると、相続人は、事業上の売掛債権・買掛債務・未払金・借入金等の債権債務関係の確認、または、連帯債務などの有無を調査し、事業を引き継ぐか否かの判断をしなければなりません。
遺族は、悲しむ間もなく相続にかかわる様々な手続きに取りかからねばなりません。
ちなみに、死亡でなく行方不明のときは、最後に音信があった日を起点として、失踪期間が7年間になったときに、はじめて亡くなったとみなされるんだ。
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