実例
先祖のトートーメーと財産は長男と二男のどちらに?
沖縄ではトートーメー(位牌)は長男から長男へ嫡子相続が昔からの慣習だよね。
そうだね。
財産も長男から長男に相続されることがほとんどかな?
そうでもないんだ。
実際に、慣習通り相続しようとしたが、他の兄弟が反対しトラブルになるケースも多々あるよ。実例を見てみよう。
実際に、慣習通り相続しようとしたが、他の兄弟が反対しトラブルになるケースも多々あるよ。実例を見てみよう。
財産は平等に分けるべきだと兄弟が主張
Hさんは6名兄弟の長男です。父親も長男だったので先祖からの財産を相続してきました。 父親が亡くなり相続が発生しました。Hさんの母親は、「長男にすべて相続させるよ」と他の兄弟に伝えました。母親は生前から先祖の財産には一切手をつけず、自ら増やした財産を折につけ、Hさん以外の子達(兄弟)に援助してきました。しかし、他の兄弟は長男だから財産をすべて相続するのはおかしい、平等に分けるべきだと主張してきました。しかも、戸籍には記載されていないが、乳児の時に亡くなった男の子がいるので、本当の長男ではないといい、特に二男と争っています。沖縄の風習で、親の財産は長男で、先祖の財産は二男が相続するという地域も見受けられます。
日頃から財産分けの話をタブーにしないで、親の思いや教訓も含めて正式な遺言書に残して、相続のトラブルを避ける準備が必要だね。
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